青山は何色?
オレが子供の頃、当時の年寄りは、「緑色」のことを「青」と呼んでいたので、会話がかみ合わないこともあった。
実は、青と緑が分化したのは、比較的、最近なのだ。
今でも、緑色なのに「青信号」と呼ぶのは、そう言う背景がある。
渋谷から宮益坂を登った辺りに「青山」と言う地名がある。
青山の地名の由来は、江戸時代、青山忠成の屋敷があったからだ。
地名がつけられた時代の色の分化度を鑑みると、「青山」の「青」は、緑色だと言うことが推測される。
樹木が生い茂っている山と言う意味だろう。
珈琲の産地で有名なブルーマウンテンなどと混同して呼ぶのは誤り。
ブルーマウンテンは長大な山脈なので、本当にブルーに見えるからで、日本の小さな山ならば緑色にしか認識できない。
青山学院のユニフォームが、↓リンクにもある様に”緑色”なのは、そう言う経緯があるからだろう。
単純に、緑色をチョイスした訳ではないと思う。
しかしながら、箱根駅伝で優勝した時には、青いユニフォームを着ていた。
長距離部は新設だと言う話が出ていたけど、伝統的なスクールカラー(と勝手にオレが思っているw)の意味を理解していなかったのかな?
青山学院大学 マイルリレー優勝インタビュー 全日本インカレ2013