賢治ったら、ご飯ばっかり食べてっ!
オレが子供の頃は、”ご飯ばっかり食べないで、なるべくおかずを多く食べなさい”と教えられた。
でも、今は違うらしい。
”一膳なりのご飯をしっかり食べて、その上でおかずを食べなさい”となっている。
おかずが高カロリー、高脂肪、濃い味付け、更に添加物いっぱいになったからだ。
おかずだけで腹を満たした場合、子供だって成人病になる可能性が出てきたんだって。
宮沢賢治は雨ニモマケズの中で、『一日に玄米四合と・・・』と書いているが、1日分2~3食で4合は結構多い量。
しかもこの詩は質素な様を書いたので、当時の食事はもっと取っていた事になる。
「天下取っても二合半」などという言い回しもあるので、1食2合半が上限か?
しかしながら、おかずは『味噌と少しの野菜』だけなので、栄養は不足している?
そう考えると、1食に占めるご飯の量は年々減ってきている事になる。
実際にはどのぐらいが適量なのだろう?
個人的には”一膳はしっかり食べる”は正しいと思うd( ̄▽ ̄)。
オレの親父の夕飯は晩酌だった。
お茶碗はひっくり返したまま、ご飯のおかずを肴にお酒を飲んでいた。
最後にご飯を食べるときもあるし、食べないときもある。
そして、オレが二十歳の時に親父は肝硬変で逝った。
”一膳をしっかり食べ”てからなら、呑み方も違っていたと思う。
と、カミさんには言って聞かせてるんだけど・・・ヾ(-_-;) 。
呑兵衛は、空きっ腹の方が酒が旨い様で(笑)。
P.S.
写真は近所の豚カツ屋「富士㐂(フジキ)」のダブルカツカレー。
ダブルカツなんて、オレが子供の頃には考えられなかったよ。
確かにおかずが高脂化してる?(笑)
ちなみにココ、ダブルカツが基本。
横に「女性の方にはカツカレー(普通のシングル)もあります」って書いてある(笑)。