サーファーだった頃の話
映画「稲村ジェーン」の中にこんな台詞がある。
「そんな短いボード、乗れるんですか?」
「これからは、ボードに乗るんじゃない。波に乗るんだ。」
カッコイイ(〃^¬^〃)!
時代背景は、ショートボードが台頭し始めた頃の話。
映画は退屈だったけど、その場面だけは強烈に覚えている。
高校二年のオレはサーファーだった。
サーフブランドの服で全身を固め、髪をオキシドールで脱色し、肌を浅黒く焼いて、渋谷のラ・スカラ(←サーファー御用達、キーホルダーがボードの形)に通っていた。
「SEXワックス(←当時流行っていたボードの滑り止め)って、ラブホに忘れてきたら、間違って塗るヤツいるかもね~」なんて話を友達としたり顔でしていた。
憧れはワーゲンにボードを乗せて江ノ電と併走することだった。
でも・・・
ボードも持ってなかったし、サーフィンもしたことなかった。
当時そう言う人がいっぱいいて、「丘サーファー」と呼ばれていた。
ボードでも、波でもなく、流行に乗っていただけだった。
そんなある日、渋谷でナンパしてつき合うことになった女の子がサーファーだった。
オレもサーファーなんだから、サーフィンしないとなぁ(はぁ?Σ⊂( ̄□ ̄~j)っと、その娘に教えて貰うことになった。
海に出た!
朝から晩まで、ボードに乗っては見たものの、一度も立てなかった。
サーフィンは諦めた(ΠΔΠ)
ちなみに晩から朝までは、その彼女に乗っXXX立ちっぱXXXXXX(※自主規制中※)
P.S.
今はロングボード全盛だから、乗れるかも!って勝手に妄想しているだけで、実際にはやらないオレ *゚∀゚)ノ!